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ー 甘美な甘さと熱の疼き ー 《リヴァイ》

第7章 こっち見て…?【現パロ・教師×生徒】


「っ〜〜!?!?」


先生の温かい手の平の熱が額に伝わってきて…
しかも先生との距離が一気に近づいて心臓が破裂しそうなのと、頭の中がパニック状態になる。


「…熱は無いみてぇだな。」

「ふぇ…」

「体調に異変がないのならいい。だが何かあれば必ず言え。いいな?。」


力強く言われ私は顔が赤くなりながらもコクコクと頷く。
それを見て満足したのか、先生の手が額から離れ距離が離れる。

ホッとするのと同時に距離が離れた事に一抹の寂しさが襲う。

胸元に手を置きギュッと握れば、先生がダンボールを開けながら言う。


「案内してくれてありがとうな。もう教室戻っていいぞ。」

「あ…」


ドキドキとしながらこれで終わりなんだと思うとなんか嫌で…
でも近付けば、パニックになるし離れたら離れたで寂しくて。

ぐちゃぐちゃな感情に振り回されながらも答えは一つ。

_____ まだ離れたくない。



「あ…あのっ…!私もお手伝いしたいですっ…!」


勇気を振り絞って言うと、先生はこちらに振り返り目を少し丸くする。

やっぱり…迷惑かな…?

不安になっていると先生はフッと優しげな笑みと少し困った表情を浮かべながら言う。


「別に構わねぇが昼休みクラスの奴等と居なくて良いのか?」
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