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ー 甘美な甘さと熱の疼き ー 《リヴァイ》

第7章 こっち見て…?【現パロ・教師×生徒】


うっ…


アルレルトくんに図星を突かれ…つい俯く。

気付いて欲しい…近づきたい…でもその反面、言ったらもう今までの関係が無くなりそうで怖いのもあって…


「…矛盾してるの…。先生に気付いて欲しい…でも気付いて欲しくないって…。嫌われるのが…怖くて…」



____ 言いたくない。


その思いを知ったエレンとアルミンは顔を見合わせて微笑み合う。



「だからって諦めたくはないんだろ?」

「…!もちろんっ…!諦めたくない…」

「ならその気持ちに素直になった方がいいんじゃないのかなって思うけどな、俺は。それに…否定もしないし寧ろ応援する。」

「…!イェーガーくん…」

「僕もエレンに賛同だよ。」


アルレルトくんに顔を向ければ、にっこりと微笑んで言葉を繋ぐ。


「後々後悔しない為にもその気持ちに素直になって動いた方がいいと思う。どんな結果になろうと僕はいつでもの味方だから。」

「…!アルレルトくん…」

「てか、そろそろ苗字呼び辞めないか?俺達友達だろ?エレンって気軽に呼べよ。」


エレンがニカッと笑って私に言うと、アルミンもそれにつられるように提案してくる。


「僕もそろそろ気軽にアルミンって呼んで欲しいな。ミカサもいつ呼んでくれるだろうってうずうずしてたくらいだから。」

「!…二人共…」


私の事を思って言ってくれてる…。

応援してくれてる…先生に恋だなんて普通は反対するのに…

ちゃんと向き合ってくれて…しかも友達だなんて…

そんなの…嬉しくて___ 。


「っ…うんっ…!ありがとうっ。エレン、アルミンっ!」
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