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ー 甘美な甘さと熱の疼き ー 《リヴァイ》

第7章 こっち見て…?【現パロ・教師×生徒】




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授業が終わり、教科書を片付けていると教壇の周りには女子生徒が沢山集まって何やら盛り上がっている。

何故かって?…それは、リヴァイ先生に勉強を教えて欲しいというのは口実で皆リヴァイ先生に近付きたくて仕方ないのだ。

いつも見る光景だけど…凄いなぁ…

でもああやってリヴァイ先生と話したりしてる女の子を見ると羨ましくて…

いいなぁって思ってしまう…。

私だって…お話したいのに…なぁ。

そう思っても、自分からあの輪の中に入るのは気が引けるし勇気が出ない…。


「はぁ…見習いたい…」

「ん?、どうしたんだよ?」


隣からふと声をかけられ、顔を向ければイェーガーくんが不思議そうにして聞いてくる。


「あ、ううん。ただいつも凄いなって。」

「いつも?…あぁ、リヴァイ先生の事か。」

「うん。毎回あんな感じだから。」

「確かにな。俺もいつも見る度すげぇなって感心してる。相変わらず人気だよな、リヴァイ先生。」


ため息をつきながらイェーガーくんがリヴァイ先生を見ていると、今度はアルレルトくんが笑いながら言う。


「カッコイイし、意外と優しいからね。リヴァイ先生は。」

「…まぁ…口は悪いけど悪い先生じゃねぇしな。」

「…そうだね。私もそう思う。」


頷きながら言うと、何故かアルレルトくんが私の隣に座りにっこりと笑って静かに言った。


「はリヴァイ先生のことが本気で好きなんだね。」
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