第1章 声の甘さ *
兵長が耳元で熱く囁いた瞬間、その声音にゾクリとしてそのままイッてしまった。
ガクガクと体を痙攣させ、兵長のをギュッと締め付ける。
「っ…クッっ…」
「ぁ…っ…あ…」
ぼやける視界の中、兵長の顔を見れば歯を食いしばり締め付ける快楽に耐えている表情が見えた。
あぁ…なんて色っぽいんだろう…
額から落ちる汗の雫までがドキドキして自然とまた中を締め付けていた。
それに兵長の顔が余裕の無さそうな顔をしブルっと小さく身震いして息を大きく吐いた。
「はぁっ…あんま締め付けるんじゃねぇよ…」
「っ…そんなこと言われたって…あっ!?」
達したはずの兵長のモノが中で大きくなっているのを感じびっくりして声が出る。
「な…なんでっ…またおっきく…っ…」
「あ?これで終わりだと思ったのか?…甘いな。」
そう言ってズンッと再び兵長の腰が動き始め中を刺激していく。
「ひっ…!あぁっ!やぁっ…!今はっ…ダメっ…んあ!」
「駄目だと?そう言う割には離さねぇと言わんばかりに締め付けてくるが?」
「ちがっ…あぁっ!やだっ…!あぁっん!」
「っ…いい声だ。まだ夜は長ぇ…意識飛ばすんじゃねぇぞ…」
そう囁いて再び律動を再開し、最終的に意識を飛ばすまで沢山愛された ____ 。。
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リヴァイside
〝好きな人にこんな声聞かせたくないんです〟
と此奴は言うが…寧ろ聞きてぇ。
それに必死に唇を噛み締めて声を押し殺してる姿は逆に煽っているとお前は知らねぇだろうな。
そんな姿も堪らねぇが、やっぱり声を出して乱れる姿が見たい。
だから俺はの唇に親指を乗せ、少し強引に親指の先を口内へと滑り込ませる。
そして「声が聞きてぇ」と囁けば顔を真っ赤にし涙目で見てくるが観念したのか中を突き上げる度徐々に大きくなる甘い声に腰辺りがズンっと重くなる。
もっと…もっと乱れて欲しい。
「…」
「はあっ…あっ…んッ!」
名前を呼び強引に唇を重ね舌を絡ませる。
苦しそうな吐息とその合間に漏れる小さな甘い声。
何度目かの高みへ上り詰めればはついに意識を飛ばした。