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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第57章 絶対君主には成れずとも$ 中巻


占い師=シャーマン特有の口上が始まった。

「済まんが時間が無い。結論から言ってくれるか?」

「はっ。人間の傲慢(ごうまん)さには反吐が出るな。そうだな、強いて言うならば女(ルナ)に気を付けろ。特にさっき一緒にいた女はお前にとっての鬼門になるだろう」

さっきいた女?

あの場には女性が三人いたのだが……

「まぁ、要は人の業だ。後はお前の選択次第」

「………?」

どういう意味だ?

もう用は無いと店主に捨て置かれて、俺は朔の待つ紫煌楼へと向かった。

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