第56章 新年用読切 新しい年を貴方と$
「イったか?」
ニヤリと笑う彼に抱きつく。
「すごい、ドキドキしてます……///」
「だな……でも、ほら。ドキドキしてんのはお前だけじゃねーから」
そう言われて彼の胸に抱き抱えられると、早鐘を打つ心音が聞こえる。
私ばかりが翻弄されていると思っていたから、彼の心音を聞いて何だかホッとした。
「なぁ、そろそろ良いか?」
「…………はい///」
するりと伸びてくる彼の指が私の濡れそぼった秘部を撫でる。
くちゅり。
指でなぞられるだけで、水音を立てるソコ。
私の鼓動は更に高鳴り、体が火照っていく。
ちゅく、ちゅく。
「天元さ…///」
彼の指が何度もヒダを撫でる。
恥ずかしくて、もう少し強い刺激が欲しくて、もどかしくて、両脚で彼の手を挟むようにする。