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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第56章 新年用読切 新しい年を貴方と$


連れてこられたのは、とあるブティック。

ウィン。

自動ドアが開くと、中から女性が出てきた。

「時間ピッタリね」

「おぅ、雛鶴。頼んでたヤツ出来てるか?」

「出来てるわよ。私を甘く見ないで頂戴。さ、白藤さん。着替えてみて」

雛鶴さんと言う美人なお姉さんに連れて来られた試着室の前には、ラベンダー色をベースにしたグラデーションのカクテルドレス。

「うわぁ、素敵」

「ふふ、この色、宇髄さんが選んだのよ?貴方の肌が白いからきっと引き立つって。ちゃんと好みの色なのね」

「天元さんが…」

嬉しい。

「でも、私には少し華やか過ぎるのでは?」

「そんな事無いわ。自信を持ちなさい。あ、でもそのドレスはオフショルだから下着は外してね?」

「え?」

この人、笑顔で何言ってるのー!?

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