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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第56章 新年用読切 新しい年を貴方と$


手早く二人分のチャーハンを作ってくれた恋人の背中に抱き着く。

「ありがとう、天元さん。大好き」

満足した白藤は離れていったが……

「………」

くっそ、めっちゃ可愛いじゃねぇか!

不意討ちすんなよ、本当に!

「どうかした?」

「……何でもねえよ」

「お惣菜買ってきたけど、冷蔵庫入れとくね。あ、サラダは出そうか」

「おう」

天元さんのチャーハンは私が頑張っても出せない食欲を誘う香りとチャーシューの火加減が絶妙で…

「天元さんのチャーハン美味しい」

そういってパクパクとスプーンを口に運ぶ白藤が可愛らしい。

「そうか。腹一杯食えよ」

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