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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第56章 新年用読切 新しい年を貴方と$


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「買い物して帰らなきゃ…」

正直、何も食べたくはないのだが…

「惣菜でも良いかなぁ…?」

きっと今日も帰って来ないし……

「あれ?明かり点いてる」

「帰って来てるのかな?」

ちゃんと話しないと、きっと今のままじゃ後悔するし……

「ただいま」

「おぅ、おかえり」

「……今日、早かったんだね」

ま、そういう反応になるわな。

「おう、今簡単なもんだけど用意すっからな」

そういって、キッチンに向かう宇髄の背中を黙って見送る。

「……打ち上げは?」

「クリスマス兼ねて忘年会もやったからな。年明けて年度始まるギリギリまでは何もねぇよ」

「そうなんだ」

ってことは、良いんだよね?

久しぶりに、甘えても……

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