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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第7章 廓の中$(炭治郎微、冨岡裏)


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「……と言うことが昨日ありまして…///」



定期連絡の為、その場には、宇髄、冨岡、炭治郎の三人が集まっていた。



「よく喰われなかったな、お前」



宇髄が感心しているのを冨岡が黙って見つめている。



「………」



その視線の意図を読み取れずに居ると。



「喰われる、って何をですか?」


「いや、何も…」



曇りなき眼に見つめられ、宇髄も目を泳がせてしまう。


単に好みじゃなかっただけか?




そんな中、冨岡がおもむろに口を開く。



「…にしても、器用なものだな」


「白藤の血鬼術か?」



本題に切り替えてくれた事に感謝しながら、宇髄も即座に返答する。



「それだけじゃない。芸事やその廓ごとの取り入りよう」

「まさに鬼らしいじゃないか。鬼は嘘をつくのが上手いからな」

「………」


鬼。


彼女は………



冨岡はそのまま黙してしまい、そこで定期連絡はお開きになった。




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ときと屋開店。


今日も客取りに腕を出す。
淑やかにそれでいて艶やかに。



ぐいっ。



「白藤さん…」



昨夜と同じく、廓の内側から腕を引かれ、部屋の中へと白藤の体が転がる。

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