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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第53章 裏夢ランキング記念 高嶺の藤に手を伸ばす$


「ご馳走さまです」

両手を合わせて一礼し、箸を置く。

「白藤さん……」

「何ですか?炭治郎君」

「あの……俺じゃダメですか?」

「えっと…?」

「そんなに悩まれるんでしょう?だったら俺と……」

「炭治郎君…ごめんなさい。あの…」

「俺、白藤さんが好きです」

白藤の目を見据え、俺は彼女の両手を握る。

「炭治郎君?」

「白藤さんが好きです。遊郭で合同任務にあたった時から……ずっと…!!///」

「炭治郎君。身内に鬼が居る貴方には私もちゃんと答えることにするわね」

「え?」

「私も鬼なの」

「え?白藤さんが!?」

気付かなかった。
だって白藤さんからは血の匂いはしないし、禰󠄀豆子や珠世さんの気配とも違う。

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