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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第51章 里帰り$


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「と、義勇さん。行きたい場所があるのですが…」

「行きたい場所?」

がさがさ。

「本当に山の中で鍛練されてたんですね…」

やって来たのは鍛練場。

「やみくもに歩かないように、俺の後を付いてきてくれ」

「はい…」

空気が薄い。

こんな標高の高い山の中で鍛練してたなんて。

「はぁ…」

手近にあった岩に手を預けると一つ目の罠が発動した。

ビュン。

石の礫(つぶて)が白藤の顔を目掛けて飛んでくる。

ぱしっ。

少し先を行っていたはずの冨岡が気配に気付いて白藤に向けて飛んできた石を掴み取る。

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