• テキストサイズ

鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第51章 里帰り$


「何を作るんだ?」

「蛤のしぐれ煮を、と思いまして」

「蛤?」

「えぇ、藤の屋敷馴染みの魚屋様から頂いたんです。砂抜きしてありますから直ぐに料理できますよ?」

「あぁ、師範が喜びそうだ」

「本当ですか?」

ニコニコと笑いながら料理をする白藤。

「冨岡さんは左近次様とゆっくり寛いで下さいな。積もる話もお有りでしょう?」

はい、お酒。とこれまた藤の屋敷馴染みの酒屋から仕入れたらしい酒を手渡され、居間へ移動する冨岡。

まるで勝手知ったる藤の屋敷の様にせっせと動き回る白藤。

それに……

『左近次様』

ここに来るのは本当に初めてなのか?

/ 1833ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp