第51章 里帰り$
「どうした?」
「え?あの…///」
ドキドキ……
どうしよう、鼓動が高鳴って……
確かに一緒に住んでますし、致す事は致してますし……///
体の相性に関してはもう抜群以外の何物でもなくて……
「白藤…?」
「はひっ?///」
「何をそんなに赤くなっている?」
冨岡にポンポンと頭を撫でられる。
「えっと……///」
「先に湯に浸かってくるといい」
ちょっぴりほわほわした足取りで観音堂の裏手に回ると川が流れていた。
手だけでも先に洗おうと川に触れる。
温かい。
もしかして川自体が温泉?
「白藤」
「はい!」
「すまん、しっかり場所を教えなかった」
「場所?」