• テキストサイズ

鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第51章 里帰り$


$$$


二人で磨いた甲斐もあり、千手観音像はその輝きを取り戻した。

「綺麗になりましたね」

「あぁ、だが磨くのは明日の朝の方が良かったか」

確かに。
今日は満月。

くすみを落とした観音像は月光を反射し、輝いている。

「でも、神々しさは戻りましたよ?」

「二人揃って汚れたな」

不意に手を取られ、ドキリとする。

「裏手に温泉がある…」

「へ?」

「一緒に入るか?」

温泉?
冨岡さんと一緒に入る…?

改めて言われると何だか…

気恥ずかしい。

/ 1846ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp