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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第51章 里帰り$


「白藤…」

「大丈夫です、一緒に行きます。ただ日中の移動は私…」

「大丈夫だ、俺が背負う」

「そんな!」

「狭霧山まではどうやっても日を跨ぐ。それにお前を担いだくらいでは負担のうちに入らない」

「ですが…」

「それに、もう一つ」

「もう一つ、ですか?」

「あの場所には俺の朋友(とも)が眠っている」

「この前お話されていた、錆兎様でしたか?」

「あぁ。沢山話す、知ってもらいたい。お前の事を知れたように」

「……ありがとうございます」


$$$


「わぁ…」

他里に来ること自体、何年ぶりだろう。

狭霧山が近くなるほどに緑が多くなっていく。

「白藤、大丈夫か?」

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