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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第50章 リクエスト作品 煉獄外伝 貴方と共に$


「君も乗り気のようだな?こんなにも湿らせて…」

月光を浴びてテラリと光る指を舐める煉獄。

「杏寿郎様…///」

煉獄の動きが一瞬止まる。
何か思案している様な仕草をした後で煉獄が白藤の体に指を這わせ始める。

「ん、何、ですか…?」

期待していた刺激が与えられなかったため、白藤がもどかしいような表情を浮かべる。

「君こそどうした?」

そんなに物欲しそうな表情をして、と耳許で囁かれるとカァーっと白藤の顔が赤くなる。

フイっと顔を反らせるも、煉獄の視線に囚われて、うっすらと涙を湛えた目元を彼に向けてしまう。

あぁ、と心の内で白藤は想う。


『この人に愛されたい』と渇望する。


意図せず、煉獄の頬に手を伸ばす。
親指で彼がいつもするように目元を拭う様に撫でると……

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