第50章 リクエスト作品 煉獄外伝 貴方と共に$
↓ここから煉獄裏。苦手な方は回れ右を。
煉獄が白藤の唇を指でなぞる。
女性らしいぷっくりとした花弁のように色鮮やかな唇。
触れると、煉獄の中で眠っていた何かが背筋に走った。
「君はとても愛らしい…」
ちゅ、と交わされる口付け。
啄むだけのはずが、だんだんと荒々しいものに変わっていく。
「……っ//////」
漏れ聞こえた吐息を聞きとめて、白藤を盗み見れば、愛らしく頬を赤らめながら、必死に煉獄の舌を絡めている。
名残惜しく唇を離すと、いつもより蕩けた表情の白藤と目があった。