第50章 リクエスト作品 煉獄外伝 貴方と共に$
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「………ん」
どうやら、煉獄の部屋に運びこまれたらしい。
「おぉ、気がついたか?」
「杏寿郎様?」
「しかし、鬼も逆上せるのだな!」
「すみません、ご迷惑を…」
寝かせられていた布団から起き上がろうと身を捩るも…
「無理に起きようとしなくていい…」
煉獄に制される。
「ですが…」
「このままでいい。というか、このままでいてほしい」
「ええと?」
「すまない。先程から君を見ていて収まりがつかなくなってしまった…」
収まり?
というか、何か手に当たって…
「……このまま、抱きたいのだが……いいか?」