第50章 リクエスト作品 煉獄外伝 貴方と共に$
ガラッ。
急に浴室の引き戸が開き、腰にタオルを巻いた煉獄が現れた。
「……杏寿郎様?」
まさかここで新婚初夜ですか?
「む?白藤入っていたのか」
「あ、はい…///」
どうやって顔を見たら良いのだろうか?
「ゆっくり浸かるといい。俺はまた後で来るから…」
「いいえ、そんな!私が出ますから!杏寿郎様はゆっくり、ハクシュン!」
「はは。まったく…このままでは体が冷えてしまう。湯に入ろう」
「はい…///」
タオルがこれほど重要になるとは思っていなかった。
体に巻いていて良かった。