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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第50章 リクエスト作品 煉獄外伝 貴方と共に$


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「澄みきった空といい、祝言日和だな」

「えぇ、綺麗な満月ですね」

季節は夏。
蛍火の輝く夜だった。

「白藤……」

「杏寿郎様…///」

「なぁ、煉獄。めでたいのは分かるんだけどよぉ…」

「む?どうした?宇髄」

「いやいや、どうしたじゃねぇだろ。来賓が俺以外、全員酔い潰れてんじゃねぇか」

酔い潰れた柱たちが広間に転がっている。

「うむ、皆存外に弱いのだな!」

「いや、お前が異常だわ」

さっき、一樽呑んだろと宇髄が笑う。

「何と!」

杏寿郎様、楽しそう。

自然と白藤の顔も綻ぶ。

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