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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第49章 薄氷$


台所に残った白藤は一人黙々と片付けをしていた。

「………」

まさか冨岡さんがあんなに怒るとは…

「どうしたら…」

私は自由に出来るお金はないし、冨岡さんの欲しいものにも皆目見当がつかない。

私ばかり与えられるのは、やっぱり不公平だわ。

「でも…」

何で返せば…

そんなことばかり考えていると…

「白藤さん?」

「あ、炭治郎君」

「片付け、お疲れ様です。すみません俺たち白藤さんに頼りっぱなしで…」

「いいえ、私は別に…冨岡さんのお役に立ちたかったんですが、失敗してしまいました…」

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