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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第49章 薄氷$


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「はぁ…」

嫌な夢…

私の記憶は、大事な場所が欠落している。

怖い。

隣に眠る冨岡の手に触れる。

いつか…この人のことまで、忘れてしまうかもしれない……

「嫌…」

「ん……どうした…?」

「すみません、起こしてしまって…」

「いや、まだ顔色が悪いな…」

冨岡が白藤の髪を手櫛でとかしてくれる。

「すみません……」

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