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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第48章 失意の夜$


「白藤さん大丈夫ですか?」

「大丈夫です。少し一人になりたいので、失礼します」

スッ。

冨岡と自分が寝室に使っている部屋に入るなり、床に寝転がる。

「非番に何しに行ったんですか?嘘まで吐いて……」

どうして、胡蝶さんなんですか?

頭の中がぐちゃぐちゃで、でも、体だけが無性に熱くて……

そういえば、鏑丸様に噛まれたんだった……

でも、冨岡さん居ないし…一人で処理しなきゃ…

ぐいっと引っ張り出したのは冨岡の予備の隊服。

くんくんと冨岡の隊服の匂いを嗅ぎながら、自分の体に手を伸ばす。

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