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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第48章 失意の夜$


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鬼殺隊本部。

「それでは、御館様失礼致します」

御館様の定期治療を終え、本部を後にしようとした時。

「白藤…」

「井黒様、鏑丸様も…」

「御館様の容態は?」

「先程施術を……ですが……」

「そうか……」

「井黒様は定期報告ですか?」

「ああ。そう言えば、冨岡は何処だ?」

「胡蝶様と任務に出られています」

「任務?胡蝶と?」

「どうかなさいましたか?」

「記憶違いでなければ…今日は冨岡は非番のハズだ」

「え?」

じゃあどうして胡蝶さんと?

お休みなのに…

私と居たくなかったのだろうか?

「白藤?」

「あ、すみません…」

「シュー…」

腕に絡み付いた鏑丸が白藤の首筋に噛みつく。

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