第46章 最終日には$
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薄暗い遊郭の部屋の中。
「ふふ。嬉しい。私のこと意識してくれたのね」
「はい?」
「ああ、男性の体はね。女性の体を見たりして興奮した時に、体の中心のこの辺りが熱くなるのよ」
「こ、ここ興奮!?///」
「当たり前のことだからそんなに取り乱さなくても大丈夫よ」
「はぁ」
「そんなに心配なら冨岡さんや宇髄さんに聞いてらっしゃい。まあ、今すぐ熱を冷ましたいなら私が相手をするけれど?」
ふふと笑われ、炭治郎は赤面する。
「あの、相手って?」
「興味ある?」
耳許で囁かれる。
ビクッ。
「や、やっぱりいいです///」
「ふふ。いつでもいらっしゃいな」
あの時は本当にびっくりしたなぁ。