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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第45章 里帰り$


柱稽古も終わり、私も正式に隠部隊配属のはずだったのですが、依然として体力不足が否めず……

まずは体が資本という名目から、日々冨岡さんの屋敷から蝶屋敷へ通っています。

負傷者の看護をしながら、隊員の方々が行う機能回復訓練というものを受けています。



「では、白藤さん。まずは柔軟からですよ」

「はい、アオイさん」



甘露寺さんに柔軟を教わっただけあって、体の柔らかさだけは及第点を貰えた。

一つでも取り柄があって、良かったと安堵する。



「次は鬼ごっこです。私を捕まえて下さい」



と、言われたものの……

アオイさん、速い。



「はぁ、はぁ…」



捕まえられる直前でかわされてしまうとは。



「焦らなくて良いですから。ゆっくり慣れていきましょう?」



アオイさん、優しいな。



「はい、またお願いします」



といった流れを一週間ほど続けた頃。

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