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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第44章 薄氷$


炭治郎は、息を整えてから声をかける。



「白藤さん。俺は…」

「すみません。一人にして下さい…」


昨日の件もあって、今の白藤には炭治郎が純朴には見えなかった。


台所を出て、縁側で一人、月を見上げる白藤の元に…



うわぁ、絵になるなぁ。



「あの…すみません」



月光の中に消え入りそうな白藤に話しかけた隊士が一人。



「貴方は…えっと?」

「村田です。一応冨岡と同期です…」

「………」



同期…ということは…私の知らない冨岡さんを知っているということ…?



「その…アイツって…」

「村田さん!良ければ、私にご教授下さい!」

「………は?」


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