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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第78章 華ぞ咲く$


「風柱様が来る日はにこにこしとるんですよ、幸はまだ何も気付いてないかも知れませんけど……」

「婆さんは良いのかよ……相手が俺みたいな奴で……」

「風柱様の心根が優しいのを、婆は知っておりますよ」

「けっ……そうかい///」



ぶっきらぼうに見えても返事はしてくれる。

いかつい見た目とはまた違う彼の美徳である。



「すみませーん、お茶をお持ちしました!」



それに比べてうちのはどうにも……



「幸。婆は仕事終わったけぇ、後は離れで風柱様をお相手してやりぃ」

「え?そうなの?」

「おい、婆さん!?」

「風柱様、後はよしなに」

「………/////」



マジかー……


不死川は天を仰いだ。



「それでは離れに向かいましょうか、風柱様」



にこにこと笑う幸を見て複雑な心境になる不死川であった。


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