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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第43章 失意の夜$


「無理は…しなくていい…」

「違います。貴方じゃなきゃ、嫌なんです…」



白藤の言葉に…



「俺で良いのか?」

「はい、冨岡さんがいいです」



ぽんぽんと冨岡に頭を撫でられ、白藤が安心して身を委ねる。

一つの布団に入って、白藤は冨岡の胸元に頬を寄せる。

冨岡は変わらず、頭を撫でてくれる。



「今は眠れ…」

「はい…」


白藤は冨岡の心音を聴きながら、静かに瞼を閉じる。


冨岡は隣から規則正しい寝息が聞こえるまで、ずっと白藤の頭を撫で続けた。



せめて今だけでも、彼女が悪い夢を見ないですむようにと願いながら、冨岡は彼女の額に口付ける。




-了-




あとがき↓

長くなりまして、すみません。
でも、書きたかったものは書けました。近い内に臆病な御館様のお話も書く予定です。(*>д<)

少しお待ちくださいませ。
それでは次回ー。(*>∀<*)ノ

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