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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第43章 失意の夜$


とりあえず双方に服を着せ、手近な円座を用意し、座らせる。



「とりあえず、経緯は?」



冨岡に問われて炭治郎が話し始める。



「白藤さんが本部から戻って来てから様子が変だったので…お茶を持って来たんです…」



確かに部屋の隅にお茶の乗った盆が見受けられる。



「部屋に入って、その…///」

「何だ?」

「白藤さんが、一人で自慰を…それで、その…///」



その様子で、大方白藤の裸に興奮したのだろうと当たりをつける。



「お前が嘘をつけないのは知ってる。だからお前が言うのは事実だろ…」



冨岡は先程から口を開かない白藤に目を向ける。



「ただそれだけにしては白藤の様子がおかしい…」

「はい、さっき急に…」

「炭治郎、今日はもういい。下がれ」

「はい…」



炭治郎が退室する。

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