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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第43章 失意の夜$


$$$↓ここより、炭治郎裏。匂いクンクンあり。何でも許せる方のみご入室を。



「俺は白藤さんのこと、素敵だと思ってます!遊郭で一緒に任務に行った時も、刀鍛冶の里の時も…俺は…」

「ありがとう、炭治郎君」



困った様に笑う彼女。

ちゃんと伝えたい、俺の想いを……



「違うんです、俺……俺は…白藤さんのことが…す、好きなんです…」

「炭治郎君…」



こんなに真っ直ぐな好意を向けられたのはいつ振りだろう?



「炭治郎君、私は鬼ですよ?」

「鬼でも人でも関係ありません。俺は……」



胸元を抑えながら必死に言葉にしようとする炭治郎を前に白藤は冷めた顔をして呟く。



「私は君が思うような綺麗なモノじゃないですよ?」

「白藤さんは…冨岡さんじゃなきゃダメなんですか?」

「炭治郎君…」

「俺なら、白藤さんを不安にさせたりしません!」

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