第43章 180,000PV御礼 空蝉の頃$
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後日。
鬼殺隊本部にて。
「藤姫殿!」
見つかってしまった。
胡蝶とのやり取りを見てからというもの白藤は極力煉獄に近づかないようにしていたのだが…
「杏寿郎様…」
「都合が良ければ、これから屋敷に…どうした?」
「すみません、杏寿郎様。月に一度の出張の件、手前勝手ですが、反故にさせて頂きたく…」
「それは困る!」
煉獄にぎゅっと手を握られる。
「不死川さんとの付き合いも無くなりましたし…」
「本当か?それなら何時でも君を拐えるな」
にっかりと笑う煉獄。