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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第43章 180,000PV御礼 空蝉の頃$


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きっかけは柱合会議後の煉獄の発言である。

「時に御館様。藤姫殿を貰い受けることは可能でしょうか?」

「……それは、杏寿郎が白藤をお嫁さんにしたいという意味で良いのかな?」

「はい!」

「はい!じゃねェだろ。このクソが」

「不死川…」

「白藤は特定の者の側には置かないってのが暗黙のルールだろォが。ましてやこないだ死にかけた奴にアイツを譲るなんざ真っ平だァ」

「確かに不甲斐ないのは認めざるを得ないが…俺は彼女にも幸せになってもらいたいと思っている」

すっと手を上げて不死川と煉獄の仲裁に入る御館様。

「私も常々、白藤には幸せになって欲しいとは思っているけれど、あの娘は曲がりなりにも鬼だ。その事実に代わりはない煉獄家の名に泥を塗るかもしれないよ?それに彼女では子を成せない」

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