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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第43章 180,000PV御礼 空蝉の頃$


「杏寿郎様、もう。髪がぐしゃぐしゃになってしまいます」

「悪い悪い、だが俺としてはこうして君と触れあえる事が嬉しいんだ」

「ずるいです。杏寿郎様…///」

「今の俺があるのは君のおかげだ。改めて礼を言わせてくれ」

「頭を上げて下さい、杏寿郎様。運が良かっただけですよ。私だって…助けられなかった…方たちがいるんですから…」

「藤姫殿…」

「私は姫じゃありません。ただの慰み者です…」

ぐっと抱き寄せられる。

「今まではそうでも、これからは違う。近い内に必ず君を嫁に迎えるからな」

「杏寿郎様…でも、私…」

「俺は本気だぞ?」

「何が本気だァ?クソが」

「不死川様」

「おい、白藤。行くぞ?」

「はい…」

白藤が煉獄家と不死川の屋敷を行き来するようになったのは、半月程前からだ。

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