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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第43章 180,000PV御礼 空蝉の頃$


煉獄の屋敷にて。

今日は晴天。
雲一つない青空だ。

こういう時、私は外に出られないので部屋でじっとしてるしかない。

煉獄家の書斎は広く、日陰に面しているので、赴いた時にはここに立ち寄るのが日課となっている。

「白藤またここにいたのか?」

「杏寿郎様、珍しいですね」

「うむ。たまには読書も悪くないと思ってな」

そう言って煉獄は衝立のある文机に向き直って読書を始めた。

横顔も絵になるなぁ、なんて考えていると。

視線が気になったのかどうした?と問いかけられた。

「ただ眺めていただけです」

と答えると。

「ふむ!君はまるで子犬の様だな!俺にくっついていても目新しいことはないぞ?」

わしゃわしゃと髪を撫でられる。

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