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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第40章 隠としての素質


「初めてお会いした日と反応が違いましたのでもしやと」




薄く笑う彼女に目を奪われる。



「びっくりした…」



ほんの少しだけ鼓動が早くなったのを感じる。



「大丈夫ですよ、この戦いが終わったらきっと平和になります」

「白藤さんは…何か知っているの?」



どこか確信を得ているような彼女に時透は問う。



「いいえ。ただの勘です」

「そう…」




$$$




「後は反復練習を欠かさないこと」



差し出された手拭いを受け取りながら、白藤は一息つく。



「分かりました」

「きっと白藤さんなら立派な隠になれるよ」

「ありがとうございます、時透様」



きっと貴方には隠としての素質が備わってると思うから。


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