• テキストサイズ

鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第40章 隠としての素質


$$$



霞柱邸。



「お邪魔いたします、時透様」

「いらっしゃい、白藤さん。一応確認するけど、他の隊士たちと同じく高速移動の訓練で良いのかな?」



時透が小首を傾げながら問うてくる。



「はい。私たち隠は攻撃を避けながら、いち速く隊士の皆さんの救護に当たらねばなりませんので」

「そう。大変だろうけど、俺は白藤さんにぴったりだと思うよ、隠」

「ありがとうございます、時透様」



$$$



体幹を鍛えることを教わり、脚全体に神経を巡らせるように走り込むこと約十回。



「はぁ…はぁ…///」

「白藤さん、大丈夫?」

「すみません、体力無くて…」



不甲斐ないですよね?と力無く笑う白藤。



「今まで鍛錬とかする側じゃなかったんだから、仕方ないよ」



10代の最年少の柱に励まされているとか、もう自信が……


/ 2014ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp