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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第38章 春恋パンケーキ


「甘露寺様だって近くに良い方がいるじゃないですか」

「えー…良い人かぁ」

「きっと近くで見守ってくれる方がいますよ。甘露寺様は誰と居るとき自分のままでいられますか?」

「なら、私は……さんかなぁ。ねぇ、白藤ちゃん。私たちっていつ死ぬか分からないじゃない?大切な人を見つけて、もし……」

甘露寺を後ろから抱き締める。

「大丈夫です。何かあったら必ず駆けつけます。私が全部引き受けますから。だから、貴方たちを死なせたりしません。絶対に」

涙が溢れそうだった。

でも、同時に不安になった。
自分たちは白藤が治してくれるが、では白藤は誰に護られるのか?

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