第37章 誕生月を迎えられた書き手仲間さまへ捧ぐ 2月版$
余韻に浸っている白藤の横に寝転がり、抱き寄せる。
くん。
「どうした?」
「宇髄様の匂い、ほっとします」
「おまっ…///」
「ふふ。暖かいです」
「ほら。好きなだけ嗅げよ」
くん、くん。
「品の良い香水の匂いがします」
「ああ、自家製のヤツな。あとで分けてやるよ」
よしよしと頭を撫でられる。
「ありがとうございます。宇髄様」
「お前いつまで俺のこと苗字で呼ぶ訳?」
「お嫌でしたか?」
「どうせなら、名前で呼んで欲しいもんだな」
「えっと…天元様?」
「それじゃあ、三嫁と一緒だなぁ」
「じゃあ、天元さんですね。……大好きです」
「俺もだ白藤。愛してる」
二人で抱きあって眠りにつく。
ああ、俺今幸せだ。
-了-