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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第37章 二人


「?、何ですか?」



小首を傾げる白藤が愛らしく思えて…

ぎゅっと抱き締めれば戸惑った視線がさ迷う。



「冨岡さん?」


何だか普段よりも、縮こまっているように思えて、白藤は優しく彼の背中を撫でた。

一息吐いてから、冨岡は話し始めた。



「行きたいところがあるんだ。一緒に来てくれるか?」

「はい」



貴方とならば何処へでも。



「とはいえ、何処へ行くんですか?」

「姉さんの墓参りに」

「冨岡さんのお姉様?そんな大事な場所に私を連れていくなんて、よろしいのですか?」

「白藤を、姉さんに紹介したい」

「………///」



それは、私のことを大切に思ってくれていると自惚れても良いのだろうか?

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