第5章 偽兄妹の交わり$(宇髄裏)
「知ってる。客を取ったんだよな…それでも構わない。俺は…お前を愛してる」
「兄さん…///私も、私もお慕いしておりました…」
さも、思い合っている様な芝居を続ける二人を見つめていると。
するり。
宇髄が白藤の帯を解き、肌を露出させた。
「綺麗だな」
ちゅ。
白藤の首筋に、胸元に、宇髄が赤い花を咲かせていく。
彼女の豊満な乳房がちらりと覗いて、炭治郎の鼓動がどんどんと大きくなる。
まだ俺には刺激が強い。
さすがにこれ以上は直視できない。
「すみません……!!」
炭治郎こと、炭子はその場から逃げ出した。
「/////」
白藤さん、綺麗だったな。
なんて、考えながら。
「お前は綺麗だよ、白藤」
徐々に露になっていく白藤の痴態を見つめる女郎達。
「純情ぶっちゃって、あの娘結構遣り手なんだろう?」
「しーっ、今良いとこなんだから」