第36章 130,000PV御礼読切 麗しの君は
$$$
「出来ました!」
「おぉ、派手で良いな!」
宇髄は髪を下ろし、片側にスリットが入った深紅のワンピースを身に纏い白い脚がなめまかしく露出している。
加えて目立つアイメイクを落とし、ピンクをベースにしたナチュラルメイクに。
ちなみに胸はデカい。これ、甘露寺以上じゃね?
「ちょっと歩いてくるわ」
$$$
街行く人が振り返る。
これぞ、俺。
とりあえず、三嫁の土産を用意していく。
雛鶴は簪だな。
「おっ?お姉さんえらく別嬪だな。安くしとくぜ?」
店主が声をかけてきた。
「あっ、そう?ならこれ安くなる?」
裏声を使い、上目遣いで店主の動向を探る。