第36章 130,000PV御礼読切 麗しの君は
ドクン。
何だ?妙に鼓動が跳ねる。
「ん?」
俺の手ってこんな小さかったか?
それに視線が低くなったような?
「胡蝶、何盛りやがった?」
「これです」
「だから何だって聞いてんだよ!」
「体質の変わる薬です。宇髄さん、これを見て下さい」
手渡されたのは手鏡。
そこに写っている自分を見て俺は驚いた。
「はっ!?えっ、何だこれ?胸…今、俺女なのっ!?」
一人百面相をする宇髄を眺めていた胡蝶が黒い笑顔を浮かべながら近づいてくる。
「まずは、お着替えしましょうか?」