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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第5章 偽兄妹の交わり$(宇髄裏)


「お前煉獄狙ってたのか?」

「何か失礼な言い方ですね」




どうせ、淫乱とか思ってるんでしょうし、もう宇髄様は相手にするのはやめましょうと思っていた矢先。




「で、どうするよ?やるか?」

「良いんですか?」



期待に満ちた目を向けてくる白藤。


おー、尻尾振ってやがるな。



「ただし、今回は血鬼術なしな」



あー、確かに行方不明の奥方たちに化けるのは気が引ける。



「もしかして前回も気づいてました?」

「当たり前だろ。俺は元忍の宇髄天元様だぞ」



忍であれば、それもそうかと納得する。



「……分かりました。では、宇髄様。襲って下さいまし?」

「何でそうなる」

「ここに居る間は兄妹なのでしょう?」

「しゃーねぇな」


不本意と顔に書いてあるが。


宇髄は芝居を続ける。




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