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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第34章 今夜はお気の済むまま$ 冨岡夢


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冨岡の屋敷にて。



「あの…よろしかったのですか?私とその…///」



あらぬ噂が立ちそうなんですが…



「俺はこの間の様にお前と二人で過ごしたいんだが……嫌か?」

「滅相も…!!あ、でも冨岡さんすみません。この間頂いたギヤマンを刀鍛冶の里で落としてしまって…」



結局見つからなかったのが残念でならない。



「ああ、それならここにある」

「え?何で…」

「柱合会議が終わってから、時透が里の少年から預かったと」

「良かったです。てっきり無くしたとばかり…」



帯留めとはいえ、とても綺麗な細工なので白藤は殊更大事にしている。



「鬼に狙われたそうだな」

「それは私が動き回ったからで…」


すっ。


冨岡の手が白藤の髪を撫でる。



「無事で良かった」

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