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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第34章 今夜はお気の済むまま$ 冨岡夢


「冨岡さんは、私を独占しようとしたりしませんし…その…」

「白藤さん?」

「冨岡さんは悪くないんです…」


ダメだ、言葉が上手くまとまらない……



お願いだから、これ以上この人を貶(おとし)めないで。

ぎゅっと拳を強く握る。



その手に冨岡の手が重なった。



「俺の真意はこの前伝えた通りだ」



俺もお前を好いている。



「//////」



ぼっと白藤の顔が赤くなる。

そうだった。

この前、情事中に思わず呟いて、その返事を頂いたばかりだった。



「どうしたんだ?急に。お前派手に真っ赤だぞ?」

「え?あ…///」

「冨岡んとこよか俺んとこ来いやァ、白藤。満足させてやるぜェ?」

「不死川様のところでは朝起きられません…///」



絶対抱き潰されるというのが目に見えている。


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