第33章 参戦!柱稽古へ$
「なぁ白藤。こっち来て座んね?」
「……はい?」
「脱水になるとまずいからな。ほら、こっち来い」
水をちらつかせ、白藤を呼び寄せる。
「ほら、飲めよ」
「…ありがとう、ございます…」
ごくりと喉を鳴らして水を流し込む白藤。
「まず、お前は体力がねぇ。そこを突かれないように気を付けろ。回復が使えんのはお前だけなのは変わんねぇからな」
宇髄の体が白藤の背後に回る。
「あとなぁ。お前さらし巻くの下手過ぎ。こんなんじゃイタズラされるぞ?」
宇髄の手がさらしに伸びてきて、胸元を指が行き来する。
わざと敏感な先端を指で引っ掻いてやると、びくりと白藤の体が震える。
「ん…///」