第33章 参戦!柱稽古へ$
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宇髄の屋敷の裏庭。
「とりあえず、この石背負って走り込みな?目標十周」
「頑張ります!」
宇髄に言われた通り、石を背負っての走り込み。
「はぁ、はぁ…」
「後半分なー」
「はい……」
ぜえぜえと息を上げながら、石を背負って懸命に走る白藤。
頑張るねぇ。
やっぱ、旦那の為か?
相手がアイツってのがちょっと癪に障るが。
ん?
何かアイツのさらしずれてないか?
巻き方が甘いのか。
もう少しずれたら、乳首が見え…
ニヤリ。
この時、宇髄が不穏な笑みを浮かべたのを白藤は知らない。