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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第33章 参戦!柱稽古へ$


兄上が異性に姫を使って呼ぶなんて…
これはひょっとするかもしれない。

「後世に語り継ぐ。炎柱の心得其の一……」


$$$


「凄い」

まさか炎柱の歴史にも詳しい方だとは。

兄上に対しての気遣いもしているし、この人なら父も認めてくれるかもしれない。

「それでは、私はこれにて」

「え?もう遅いですし、兄上この方にも食事を…」

「ありがとうございます。千寿郎様。しかし、所用がございますゆえ、失礼します。杏寿郎様」

「ああ、長く付き合わせて悪かった。送ろうか?」

「大丈夫です。お心遣いありがとうございます。千寿郎様もまたお逢いしましょうね」

にっこりと微笑めば、千寿郎が赤くなる。

杏寿郎と千寿郎の二人に見送られ、白藤は煉獄家を後にした。

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